はやぶさ・はやぶさ2でも採用された技術力。
イリイチは通信機器の設計・開発・製造を行ってきた100年企業(創業1901年)で、はやぶさ、準天頂、あすなろなどの人工衛星でも採用されました。
また、NTTグループが手掛ける通信インフラ設備、大手電機メーカーが手掛ける通信装置や海底通信機器にも搭載されるなど、一般ユーザーの方々が気付きにくい場所で当社製品は重要な価値を発揮しています。
当社のトランス・コイルは、50年以上前から宇宙を飛んでいる。
日本が初の純国産H-Ⅱロケットの開発に成功したのは1994年。そこから遡ること20年前、1970年にはラムダ4Sロケットによる国産初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられました。
その後、より大型の「ミュー」シリーズのロケット開発によって、日本のロケット技術は飛躍的に成長しました。
当社は1970年から50年以上、数々の人工衛星に自社製トランス・コイルを提供してきました。
準天頂やあすなろなど、最近では小惑星探査で話題になったはやぶさ、はやぶさ2にも当社の製品が搭載されました。
他社が真似することのできない圧倒的な技術力の会社。それがイリイチです。
JAXA認定メーカー。これってかなり、すごいんです。
宇宙空間はとても過酷です。例えば、太陽光が当たっている月の昼間温度は110度ですが、夜間はマイナス170度まで低下します。
もちろん、宇宙探査ロケットに課せられるハードルはこれだけではありません。地球から打ち上げる際には重力の何倍ものGを受け、宇宙から帰還する大気圏突入時には1600度の高温にさらされます。
このような条件下でも「ちゃんと作動する」製品を作る。その耐久試験、加速度試験等は、市販部品と比べることのできない過酷さです。しかも自社製品だけが丈夫ならOKではなく、他部品との連携性も要求されます。
素材選びから設計、試作化、何カ月にも及ぶ試験。このような試行錯誤を繰り返して製品を納入できる企業だけがJAXA認定メーカーになることができます。
そろそろ「縁の下の力持ち」から脱却しよう。
スマートフォン通話やインターネット通信に欠かせない通信インフラ、大手企業やプロバイダーの大型サーバー、鉄道関係や公共交通システムに搭載される部品…
私たちが生産している機器類は、まさに縁の下の力持ちとして、日本人の生活を支えています。
しかし、ずっと縁の下の力持ちだったせいで、私たちの会社のこと、技術のこと、製品のことはあまり知られていません。これって、ちょっと寂しいです。
だからイリイチは、創立100年に向けて「ブランディングの時代」と位置付け、皆様が目に見える舞台にも製品を提供していこうと考えています。
イリイチの未来戦略。例えば商業施設の最適化。
自社製品のブランディング化として現在取り組んでいるのが「iSSBot」。
イリイチでは室内照明だけで作動するCO2センサーを開発。さらに温度や湿度を測定できる機能があり、商業施設の環境管理に最適です。センサー測定したデータは通信技術を使ってクラウドサ-バーに蓄積され、特定プラットホームで一元管理が可能。
その場の環境監視に留まらず、AI技術と融合させることで、施設の人の流れやテナントなどのレイアウト検討に役立ちます。
「このイベントを行うと、人の流れはこのようになる」
「新たなテナントが入ると、人の流れはこう変わる」
人の動線やテナントレイアウトを分析、予測することで、例えば換気システムや空調システムの強化を提案したり、より多くの人を集めるにはどのようなテナントが必要かを提案することができるようになります。
大型ショッピングモールを最適化できる画期的なIoTソリューションとして注目されています。